38歳独身、思春期のごとく結婚について考える。

さすがにこの年になると「早く結婚しろ」と言われることはなくなった。

うん、多分30歳くらいからは言われてない。

煩く言われなくなって嬉しいなとたまに思うことはあったけど老いを感じてくると「言われてるうちが花だったのかなぁ」とぼんやり思ったりもする。

それにしても、1番記憶にある煩かった人は母の不倫相手の某社長さん。

今はお付き合いしてないみたいだけど私が小学校低学年の頃にはもう付き合ってた。

私は気付いてましたよ。
会えばお小遣いをくれたりしたし妹は懐いていたようだけど私は気持ち悪くてつっけんどんな態度しか取ってなかった。

かといって父が可哀想という事もない。

父は新婚数ヶ月で元カノを母に親戚の女の子と紹介して付き合いを続行していたそうです。

その元カノが結婚した後も次から次へと浮気を繰り返していたようで。

母からずっとずっと愚痴を繰り返し聞かされて居たから子供心に気持ち悪くて父が嫌いだった。何もいい思い出がない。

父は度重なる浮気に加え、車や服、ギャンブルに給料の全てをつぎ込み家庭には1円も入れなかったそうです。

そして安定のDV。

よく血まみれになってたな。
なにも、いい思い出がない。
物心ついた時には母に離婚をせがんでた。

母だって社長さんとずっと付き合ってて父とはろくに口も聞かないし。

でも母は頑として離婚しなかった。

「子供のために」

断言出来るけど父に遺産は1円もない。あるのは借金だけ。多額の保険が掛かっているわけでもない。

なおかつ、一人娘だった母に残された財産は父の借金に全て当てられた。

せめて、せめて、
母がどうしても父を愛していたとかなら少しは救われるのだけど全くもってそういうことはない。

母は子供思いだ。

子供には両親が揃っているほうがいい。本当にそれだけの理由で離婚しなかった。


本当に迷惑な話です。

本当に。

でもやはり耐えられなかったらしく子供たちが学校を卒業するとアッサリ離婚しました。良かったね(棒読み)

険悪な両親、暴力を振るう父、借金を作る父
「お母さんのお友達だよ」とニヤついて頻繁に会いに来る母の彼氏を見て育つ子供の気持ちなんか何も考えてない。

そんな子供思いの母は

母ひとり子ひとりで育った母は「子供には父親がいた方がいい。せめて独立するまではと思って我慢していた」と未だに「褒めて褒めて」という態度だから哀れで私の気持ちを教える事はない。

そういえば年の変わらない妹はそんな家庭で育ったからこそ「私は絶対に幸せな家庭を作る」と反面教師にしてまぁまぁふつうの幸せな家庭を築いている。

私は絶対に結婚なんかしないと思って育ったけれど同じ親、同じ家庭で育ってもこんなに差が出るのは本当に人間って不思議で面白い。

そうそう、大嫌いだった母の不倫相手の社長は大人になってから仕事場で何度も会う機会があった。

その度に「早く結婚しなさい」「女は結婚してこそ!」と勝手に説教してきてたっけ。
適当に流していたけど「あんたの奥さん、あんたの不倫のせいで精神科に入院してるらしいじゃん」とは言わなかったな。仕事場だから。

どこの家庭でも常に円満ではないとも思うし常に幸せだとは思わないけれどよりにもよって幼少から不幸な結婚の見本を見せ付けてきた人から1番「早く結婚しなさい」と言われ続けたのに反発し続けてきた

私はきっと「自分」を持っていないんだろう
反発する度に、「絶対結婚しない!」と思う度に自分に呪縛をかけてきたのかも。


って私が結婚できない理由を他人のせいにしてもいいよね。。



今だと、まぁまぁふつうの幸せな家庭を築いている妹から「結婚っていいよー」って言われると素直に聞ける。

もう遅いけどねー

こんなテーマのブログを書こうと思ったのは本当は結婚してみたかったのかもしれない自分と向き合うためです

まだまだ分析するよ